「今回のプロジェクトは最高の経験だった。」環境プロジェクトに関わった16歳の少年は話した。このプロジェクトは、サンタクルス島のゾウガメの生息数の調査を行うことにより、島の保全に興味を持ってもらうことを目的としている。
国立公園局は、2011年から、毎年2月と3月のホリデーシーズンの間、環境プロジェクトを行っている。レンジャーと学生が共にゾウガメの巣の監視を行い、学生はレンジャーの仕事を体験することができる。
約3時間ほど歩いて営巣地へと到達。学生は、ゾウガメの卵が孵化したかどうかをチェックする。
彼らは外来種の影響を受けてのリスクがあることを学んでいるため、若い人たちは、生態系を保護することの重要性を知っている。
この3年間で、71人の学生がプロジェクトに関わり、動物の生態について学んだ。
「これらのようなプログラムに若者が共感できるよう、ガラパゴス国立公園局が行う保全活動を評価するだけでなく、種の管理について学び、生態系と生物多様性の保護に直接足跡を残します。」と、ガラパゴス国立公園のディレクターは述べている。