GCFJとは?活動内容ガラパゴスについてギャラリー関連著書メディアでの報告
活動へのご参加・ご支援お問い合わせリンク
トップへ戻る
 TOPガラパゴスについてガラパゴストピックス2012

ガラパゴストピックス

                              - 2012,05,27 -



 ガラパゴスの人口が溢れ出る


市街域の拡大

ガラパゴス諸島最大の街サンタ・クルス島プエルト・アヨラにはもう新しい家を建てるスペースがほとんど残っていない。現在、以前は国立公園の所有地だった郊外の土地に宅地造成が進められている。

※訳者補足:国立公園の土地と入植者組合が所有していたハイランド地区の土地のトレードによるもので、数字上は国立公園の土地面積が減少したわけではない。しかしながら今後の乱開発への懸念は禁じ得ない。

ガラパゴス諸島全体の人口は1950年には1,436人、その60年後には25,124人に達している。

有識者の間では、この10年間、人口増加率を抑える必要性が議論されている。2012年4月にガラパゴス州が発表した試算によると、現在のペースで移民が増え続けると2020年には人口が43,000人に達する。さらには2030年には72,323人に達することになる。こうなると必要となる資源は増え、諸島の保全を圧迫するのは間違いない。

ガラパゴス特別法によると、諸島の陸部の97%は国立公園として保護し、残りの3%のみ都市開発に利用してよいと規定されている。この3%の区域では人口増に対し、すでに不足状態となっている。

(C) EL UNIVERSO/訳:柴田一輝
 
[05/27] 


その他のトピックスその他のトピックスはこちら 

このホームページの記事、及び写真・映像の掲載等をご希望の方は ガラパゴス自然保護基金/GCFJ へ。
本サイトに掲載されている画像、文章等、全ての内容の無断転載、引用を禁止します。
Copylight © Galapagos Conservation Fund Japan All Rights Reserved.

NATURE's PLANET MUSEUMへ