ガラパゴス国立公園レンジャーの6人グループは今日、絶滅危機にあるピンソン島亜種のゾウガメの、人工ふ化の最終段階にある、生まれたばかりの卵を収集するために、諸島の中心に位置するピンソン島へ向かった。
収集された卵やゾウガメはサンタクルス島にあるゾウガメ繁殖・飼育センターに移され、4歳になったら彼らの自然の生息環境へ戻される。
「12月には、ゾウガメの主な巣作りの場所でmuyuyo(ムラサキ科の植物)があるピンソン島の南部地域を探します。その捜索場所には、54個の巣があります。」と、遠征のレンジャー責任者は言う。約80個の卵の収集が期待される。
この活動は、この島に持ち込まれたネズミなどの主な捕食者からこの種を守るために行う。
この種が絶滅しないようにするための対策として、1971年からピンソン島へ500島以上のゾウガメを戻している。
同様に、今年の1月、サンチャゴ島でサンチャゴ島亜種のゾウガメの卵75個と54頭のゾウガメが収集され、現在、サンタクルス島のゾウガメ繁殖・飼育センターにより管理されている。
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