南米エクアドルのガラパゴス諸島に生息するピンク色のリクイグアナは、現在の諸島が形成されるより早い570万年前に、他のリクイグアナから分かれた最も原始的な新種であることが、イタリアなどの国際チームによる遺伝子解析で分かった。
米科学アカデミー紀要に発表した。
このイグアナは、ピンク地で、背中に黒いしま模様がある。同諸島の他の2種類のリクイグアナが黄色っぽい色をしているのに比べて、少々風変わりな格好。
ダーウィンが1835年に同諸島を訪れた時には見つからなかった。1986年に公園警備隊が偶然に目にしたが、あまり注目されていなかった。