南米エクアドル・ガラパゴス諸島の一つ、イサベラ島ウルフ火山周辺にだけ生息するピンク色の陸イグアナは、同諸島の陸イグアナの中でも最も原始的な新種と分かった。イタリア・ローマ大トルベルガータ校などの国際研究チームが6日までに遺伝情報を解析した。 以前から知られた黄色い2種の祖先とは約570万年前に分岐したと推定されるが、火山群島である同諸島の大半は当時、まだ形成されていなかったと考えられ、どこで進化したか謎という。論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載された。