【ガラパゴスウミイグアナ】 ガラパゴス自然保護基金/Galapagos Conservation Fund Japan
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ガラパゴス最新トピックス

                              - 2008,12,05 -



 ◆ジョージ、今まで以上に孤独/ジョージの卵、分析結果は不妊

エクアドルのローカル新聞が届きました!!
ジョージの卵についての記事が掲載されています。

  ジョージ、今まで以上に孤独


ジョージの卵は赤ちゃんの形跡が全くなかった(プエルト・アヨラ、ガラパゴス/エクアドル・ローカル新聞)


北米科学者と国立公園は、ジョージとメスが交尾して生まれた8個の卵は受精していなかったと報告した。
130日間ふ卵器に入っていた卵は、11月下旬にはふ化するはずだった。しかし、赤ちゃんの形跡も何もなかった。


  ジョージの卵、分析の結果は不妊


ジョージの種、絶滅しない可能性は低い(プエルト・バケリソ・モレノ、ガラパゴス/エクアドル・ローカル新聞)

ガラパゴスで昨日、ガラパゴスゾウガメの未来が決まった

ふ卵器の中に130日間入っていたジョージの卵。国立公園の専門家とカメの遺伝学を研究するグループの科学者が、中身を分析するために8個の卵を開いた。その結果、この卵は受精することがなかったということがわかった。

ガラパゴスゾウガメについて15年以上研究している遺伝学者のグループリーダー Gisella Caccone さんは、
「11月下旬にふ化するはずだったすべての卵を分析しました。何か赤ちゃんの痕跡を見つけられたらと思っていたのですが、不運にも、わずかな発育の痕跡もなにも見つかりませんでした。」と報告した。


ジョージと1993年から一緒にいたメスの巣から、9月7日、2回目の卵が発見された。卵はそれぞれ、メスが生まれるよう29.5℃、オスが生まれるよう28℃に温度を調整してふ卵器に移された。国立公園の多くの生物学者が、1972年に発見されたピンタ島のゾウガメの種の絶滅を避ける、この奇跡を待ちわびていた。また、他の2頭のメスゾウガメと一緒に、ジョージの囲いに赤ちゃんガメがいるという光景も楽しみにしていた。

昨日、7人の遺伝学者と26人の国立公園スタッフが、可能な限り多くの量のゾウガメの血液採集を行うため、イサベラ島・ウォルフ火山へ向かった。世界にただ1頭だけ生存しているジョージの将来のため、ピンタ島のゾウガメと遺伝的に近い種を見つけるのが目的だ。

なお、3回目に生まれた卵3個には、まだ期待が持たれています。



ジョージの卵は赤ちゃんの形跡がなかった(ガラパゴス国立公園提供)

エクアドルローカル新聞/訳:ガラパゴス自然保護基金

[12/05] 


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