-ガラパゴス自然保護基金／GCFJ- 【ガラパゴスNEWS…2007,06,27】

◆ガラパゴストピックス◆

- 2007,06,27 -

　◆環境悪化のガラパゴス、「危機遺産」に　世界遺産委

ニュージーランドで開かれている国連教育科学文化機関（ユネスコ）の世界遺産委員会は26日、世界自然遺産第１号のガラパゴス諸島（エクアドル）を、緊急の保全策が必要な「危機遺産リスト」に登録した。
野生動物を間近に観察できるガラパゴスには、　　　毎年多くの観光客が訪れる	ガラパゴス諸島は、1978年に世界自然遺産に登録され、01年には海域も追加指定された。しかし、島を結ぶ交通手段の発達や観光客、人口の増加とともに、外来の動植物が拡大。独自の生態系が急速に失われると懸念されていた。
同諸島を訪れる観光客数は90年ごろには年間4万人前後だったが、06年には14万8000人余りと3倍以上に急増。日本人の入島者も年間1000人を超す。諸島内の総人口は約2万7000人と、90年の2倍以上になった。　同諸島は南米大陸から約1000キロ離れた太平洋上にあり、英国の博物学者チャールズ・ダーウィン（1809～82）が進化論の着想を得たことで知られる。
(C) 朝日新聞

[06/27]　

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