調査結果は6月にニュージーランドで開く世界遺産委員会に報告され、委員会はガラパゴス諸島を緊急に保全対策が必要とされる危機遺産リストに掲載することを検討する。 調査団は今月8日から13日にかけて、ガラパゴス諸島と周辺海域の自然や観光活動の状況を調査。エクアドル政府関係者などから聞き取りを行った。 調査関係者によると、その結果、犬やネコ、ネズミ、ヤギなどの外来動物や、観光客が持ち込んだと思われる外来植物などが各地で多数繁殖、固有の貴重な生態系に影響を与えていることが確認された。