ギネスブックで生きている動物としては世界最高齢とされた176歳のガラパゴスゾウガメ「ハリエット」が24日までに、オーストラリア東部の動物園で死んだ。175歳だったとの報道もある。 AP通信や地元テレビ局の報道などによると、ハリエットは雌で、進化論で知られる英国の博物学者ダーウィンが1835年の航海中、ガラパゴス諸島で捕まえたとされてきた。しかし、DNA鑑定の結果から、その真偽に疑問を投げ掛ける科学者もいる。 ハリエットは英国に持ち込まれ、その後にオーストラリアに移された。雄と間違われ、100年以上、「ハリー」の愛称で呼ばれていた。体重は約150キロだった。