◆ASTER
ASTERは経済産業省が開発した地球観測センサであり、米国NASAなどと協力して1999年12月に打ち上げたTerra衛星に搭載された。可視光領域から熱赤外線領域まで合計14バンドで観測できる。光学センサのため雲があると観測できない。最大でも16日間に朝と夜1回ずつの観測が可能。
◆世界遺産
第17回ユネスコ総会(1972年)で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」によって
指定された「文化遺産」、「自然遺産」及び両方の要素を兼ね備えた 「複合遺産」のこと。ガラパゴス諸島(エクアドル共和国)は
1978年に世界で最初に「自然遺産」の指定を受けている。
◆可視近赤外
(VNIR)画像
ASTERを構成するセンサの一つ、VNIRセンサで取得される画像。可視光域から近赤外域を3つのバンドで観測し、植生や溶岩の分布を観測できる。
◆熱赤外
(TIR)画像
ASTERを構成するセンサの一つ、TIRセンサで取得される画像。熱赤外域を5つのバンドで観測し、地表温度を観測できる。