ガラパゴス諸島

 ◆関連情報は、藤原幸一著
 ガラパゴスがこわれる」(ポプラ社)


「水中を飛行する」といった表現がぴったりなガラパゴスペンギン。
赤道直下で暮らす唯一のペンギンである



ペンギンと一緒にガラパゴスの海で暮らす、
多彩な生き物たち。
死肉につられて集まってきた
グンカンドリとペリカン

「熱帯の海でペンギンと泳ぐんだ」
と親友に宣言したら、
「それ南極だろ!なーにばかなこと言ってんだか」
とばかりに無視されてしまった。


ジョークでもなんでもなく、すぐに現実のものとなった。


南米の赤道直下、太平洋に位置するガラパゴス諸島がその地である。
諸島には体長50cmほどのガラパゴスペンギンがいる。
近い種類が南米大陸にいるが、ガラパゴスペンギンはかなり小さく、ガラパゴスにしかいないので、まず間違うことはない。
ガラパゴスペンギンの祖先はその昔、南極海に住み、北上する冷たい潮の流れ、フンボルト海流に乗ってガラパゴスに到着した、と信じられている。


ここのペンギンたちも絶滅の危機にさらされている。
近年、今までにないほどの大規模な異常気象が、ガラパゴスを何度も襲っているのだ。
海が以上に暖まり、餌である小魚が消えた。
そして、ペンギンたちは厳しい飢えに見舞われた。
その結果、生息数は現在、3600羽から6000羽ほどになってしまった。
そして、
「数が回復に向かうたびに異常気象がまたやってくる」
といった悪循環が続いている。
どうも地球の温暖化と密接に関係しているらしい。


インカの血をひく島民は天を仰ぎ、祈りを捧げる。

「数100年に1度、神は自然を冒涜する人類のいきすぎた行いを嘆き、それを戒めるために異常気象をもたらす。
それは過去に文明をも滅ぼしたほどだ。
そして今、神は再び怒りをあらわにした」


藤原幸一

水中でじっとして動かない、
まるで修行僧のようなウミイグアナ


異常気象で餌が足りず、
町の魚市場に押し寄せて
「物乞い」を始めたペリカンたち

ガラパゴスは爬虫類の天下だ。
世界最大の陸ガメ、ガラパゴスゾウガメ。
このカメは年齢100歳以上、体重は270キロ



[YouTube] ウミガメ、カメラをかじる

ウミガメ、カメラをかじる

[YouTube] 人喰いサメの大群現る!!
人喰いサメの
大群現る!!

[YouTube] アオアシカツオドリ求愛ダンス
アオアシカツオドリ
求愛ダンス

[YouTube] 緑足のカツオドリ現る!!
緑足のカツオドリ
現る!!

[YouTube] ガラパゴスがこわれる

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[YouTube] ゾウガメかじる?!

ゾウガメかじる?!


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ガラパゴス諸島



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