2005年 活動報告


■ 藤原、南アフリカ・マダガスカル取材へ

 南アフリカ・マダガスカルの長期取材から戻りました。

 今後、日本テレビ「動物惑星」の中でもご紹介していきますので、お楽しみに!
Madagascar

エサを狙うカメレオン

South Africa

花の蜜を吸うサンバード

新番組「動物惑星」のナレーターを務めます

 10月7日より、日本テレビ新番組「動物惑星」が始まりました。
 世界中の動物を写真とともに紹介するミニ番組で、毎回藤原がナビゲーターを務めます。

 
日本テレビ「動物惑星」
 毎週金曜日 夜10時54分から放送
 番組ホームページは
コチラ
「動物惑星」
六本木駅構内に番組ポスターが掲示されています

「ちゃぐりん」に写真が掲載されました

 「ちゃぐりん」11月号JAグループ家の光協会)で環境問題を紹介しています。
ちゃぐりん11月号

「朝日新聞」日曜版にて、写真連載がはじまりました
 
 9月4日より
『朝日新聞』日曜版の be on Sunday にて「おやこ」(全8回)と題し、動物の親子を紹介する写真ミニ連載がはじまりました。

 第1回は、アゴヒゲアザラシです。
 詳細は
コチラ

「Newton」、砂漠の花園と超大陸を特集

 8月26日発売の『Newton』10月号(ニュートンプレス)にて、砂漠の花と超大陸〜奇跡の花園が三つの大陸をつなぐ〜が特集されます。

 不毛の大地といわれる砂漠で1年に一度、ほんの一瞬だけ花が咲き乱れる「奇跡の花園」が南半球にある。しかもその花園は、アフリカ、オーストラリア、南アメリカ各大陸の南回帰線上の砂漠にそれぞれ存在し、ほぼ同時期に花を咲かせるという。
 三大陸の砂漠でおきる春の奇跡をみていこう。
Newton2005年10月号

■ 藤原、ガラパゴス取材へ

 ガラパゴスクルーズに招待され、船内でのレクチャーと現地での生き物解説を行ってきました。

■ 藤原、デスバレーの花園取材へ

 50年ぶりに砂漠に花園が出現しました。

 「死の谷」といわれる過酷な環境の砂漠に、色とりどりの花が咲いていました。

「ちゃぐりん」で写真を紹介しています

 「ちゃぐりん」6月号JAグループ家の光協会)で生き物を紹介しています。

オーストラリアの花100」が発売されました

 『阪急コミュニケーションズ』より、「オーストラリアの花100」が発売されました。

 花と出会う100の物語、オーストラリア。
 オーストラリア特有の美しい花の写真が盛りだくさんのほか、7つのエリアごとに観光スポットや国立公園の情報も満載。
 花の名前や、花暦などミニ知識も得られ、オーストラリアを100のストーリーで知ることができるガイドブックです。

 
藤原は写真提供および、コラムを担当しています。

テレビ朝日『素敵な宇宙船地球号』
 「ペンギンが泣いている」
   〜病めるゴミ大陸・南極の危機〜


 雪と氷に閉ざされた美しい南極。人間の手が行き届かない、ペンギンたちの楽園です。しかし行き届かないはずの楽園が、今脅かされようとしている。
 夏、南極とはいえ基地周辺は雪解けを迎えます。雪の中からは岩や土が姿を現しますが、そのなかに、不法に投棄されたゴミが目立つようになりました。散らばったワイヤーに足が絡まって傷つくペンギン、温暖化の影響で永久凍土が陥没し、ペンギンの営巣地が崩壊寸前… 
 
南極に起こる悲劇と、それに気づき、立ち上がった人々を紹介します。

 『素敵な宇宙船地球号』ホームページはコチラ

 藤原は撮影協力および監修を務めました。
 放送日 3/13
「ペンギンが泣いている」〜痛めるゴミ大陸・南極の危機〜


ゴミ問題についてもっと知りたい方は
コチラへ

「ペンギンギャラリー アート&インテリア展」のお知らせ

 日時: 3月8日(火)〜13日(日)
 時間: 11時〜19時 (最終日は17時まで)
 場所: ギャラリー サロン ド フルール  

 東京都南青山5-7-25 ラ・フルール南青山1F
 TEL: 03-5485-8748
 地下鉄銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道駅」下車徒歩3分
ペンギンギャラリー アート&インテリア展
 ペンギンをモチーフとした商品を取り扱うペンギンギャラリーのイベントに、藤原も参加します。ご来場お待ちしております。

「ペンギンガイドブック」3刷突入!

 2002年12月、「阪急コミュニケーションズ」より出版の、『ペンギンガイドブック』が3刷を迎えました。

アルゼンチンにて南極の写真集が発売ました

 アルゼンチンのZAGIER & URRUTY Publications より、
『ANTARTIDA』 FOTOS DE VIAJE 〜 TRAVEL IMAGES という共著の写真集(スペイン語、英語表記)が出版されました。
 国内で購入できるショップは、当ホームページのみです。
 (価格¥2,500)
ANTARTIDA

「朝日新聞」に、三大陸の花園の記事が掲載されました
 
1月8日の
『朝日新聞』夕刊に「砂漠の魔法」と題し、三大陸の花園の記事が掲載されました。
 
 - 南回帰線上 一斉に花畑 -
 アフリカ、オーストラリア、そして南米。渇きに耐えて息を潜めていた植物たちが、南回帰線上にある三大陸の砂漠で、同じ時期に花を開く。これらの地の春先にあたる9月頃からの霧や雨によってもたらされた水分が草木を芽吹かせ、荒涼とした砂漠の風景を「ひとときの楽園」に変えてしまう。初めて目にする者には、それはほとんど魔法にしか見えない。

◆ 藤原、南極環境レポート 『 南極温暖化 』
 
 温暖化が激しく、永久凍土が融け始めています。
 その上で営巣するペンギンたちは悲惨な状況。深い亀裂が巣の周りに、毎日のようにできています。崖っぷちで子育てしているようなものです。

 上から転がってきた石で、ヒナが 崖から落ち、死んでいるのを朝、発見しました。氷点下15度以下の中、そこの営巣地に いるヒナすべてを、隣の営巣地へ移送。里親にヒナも運命を預けました。

永久凍土の陥没が始まり、営巣地が崩壊寸前
氷河融け水 氷河にはたくさんの縦筋が
入っている
滝が吹き出ている

ナンキョクアジサシ飛翔

流氷上を30羽が大行進

氷河を滑降中の2羽

アデリーペンギンの親子
寄り添うアデリーペンギンのヒナ

クレイシを発見!

オオフルマカモメのつがい

巣へと急ぐ親ペンギンたち

◆ 藤原、南極環境レポート 『 南極温暖化 』
 

45年間もの間、ゴミは分別することなしに基地内のペンギンの生息地に穴を掘って埋め られていた。


 おそらく数千トンものゴミがいまだに手付かずに地中に残されている。


 長い 間、土壌や海辺を汚染し続け、浄化作用が弱い南極の自然では、いったん汚染された土壌 での植生の再生やペンギンが再び元の繁殖地として利用することはむずかしい。


焼却され放置されたままの電池

巨大なメタルゴミの上を移動中

キャタピラを歩くアデリーペンギン

鉄くずの山へ向かう3羽
ゴミ場にたたずむ3羽とコロニー遠景

ゴミ場に2羽のアデリーペンギン

ゴミ場を降りる4羽
ゴミに立ちすくむ1羽

1915年に座礁した、ノルウェー捕鯨船

ノルウェー捕鯨船内に残された鉛の先端部分

ゴミから海へ

ゴミに上陸する3羽のアデリーペンギン

ゴミ置き場で負傷したペンギン。
針金のようなものがわき腹に刺さって出血している。

ナンキョクアジサシ

アデリーペンギンの群れ

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