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スバルバード諸島 |
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アゴヒゲアザラシ
Bearded Seal (英名)
Erignathus barbatus (学名)
「タマちゃん」で一躍有名になった、アゴヒゲアザラシ。北極圏から亜北極圏の比較的浅い海域に棲息する。体色は灰色で、背面のほうが濃い色をしている。新生児は暗褐色で、背面から頭部にかけて斑点がある。
生まれて1時間後には氷点下1度の氷の海で泳ぎ、3週間余りで、体重は3倍の100キロを超す。
求愛の儀式として、美しい歌声を聞かせてくれる。
体長: 220〜230cm
体重: 235〜400kg |
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立派なアゴヒゲ |
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セイウチ
Walrus (英名)
Odobenus rosmarus (学名)
犬歯が長くのびた牙をもち、成熟したオスは牙の大きさで優劣を決める。メスの牙は、オスに比べて細くて短い。
また岩や氷をよじ登る時や、二枚貝などの無脊椎動物達を掘りだす時にも使われる。
イヌイットの人々にとって、重要な食料源として古くから崇拝されていた。18〜20世紀にかけて、立派な牙や毛皮を求め乱獲され、著しく減少した。
全長:オス 2.6〜4m
メス 2.2〜2.9m
体重:オス 800kg〜1.5t
メス 600〜900kg
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スバルバードトナカイ
Svalbard Reindeer (英名)
Rangifer tarandus platyrhynchus
(学名)
スバルバード諸島固有の、小型の白いトナカイ。
メスの妊娠期間は7ヶ月、6月に1匹の子を産む。産まれた子供も、親と同様に白い。
地衣類をはじめ、低木を好んで食べる。
全長:オス 160cm
メス 150cm
体重:
オス 60kg(冬)−90kg(夏)
メス 40kg(冬)−60kg(夏) |
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冬場 |
夏場に向けて、
体毛が抜け始める |
ホッキョクギツネ
Arctic Fox (英名)
Alopex lagopus (学名)
とても良質な毛皮のため、狩猟・捕殺された歴史をもつ。冬場は全身白色、夏場は白色の体毛が抜け灰褐色となる。豊富な体毛のため、実際よりも太った体形にみえる。
地表から3mほどに巣穴を掘って生活している。出入り口は数10箇所以上あり、何世代にも渡って使われる。春先に10頭前後の子を産む。
体長: 85cm
体重: 2〜5kg |
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ワモンアザラシ
Ringed Seal (英名)
Phoca hispida (学名)
体毛は灰色で、白色の輪紋模様が特徴である。頭は丸く、体はどのアザラシよりも太くて短い。メスはやや小さい。
1〜3月が繁殖期で、オスは雪を掘り雪胴を作る。これを巣として、子どもを産み、最高2ヶ月半も授乳する。しかし、このこんもりとした巣は、ホッキョクグマなどの格好の標的となる。
全長: 1.2〜1.5m
体重: 60〜100kg |
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350万〜600万頭生息しているといわれる |
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