12月8日13:00、バルトラ島北東にて火災の報告があった。この地区には市役所が管理するごみ処理施設がある。
知らせを受け、空港職員らが参加し、幸いにも同日16:00に沈火した。
国立公園職員は当該約1.6ヘクタールのエリアを調査し火元を特定、被害エリアが拡大しないよう措置を取った。
国立公園の担当者によると出荷原因は燃焼した一部のゴミが飛散したためと考えられるとのこと。
当該エリアの植生が乾燥しているため、火の回りが早かったと考えられる。国立公園の専門家が失火の植生への影響を調査した結果、ある種のイネ科植物やいくらかのパロ・サント、パロ・ベルデの木にダメージが確認された。また、固有のアリやバッタといった無脊椎動物にも影響があったと推測される。しかし不幸中の幸い、リクイグアナの死亡は報告されなかった。
翌12月9日、国立公園は火種の再燃がないか、念のため確認の見回りを行った。
※2009年、バルトラ島の約2500ヘクタールほどのエリアが国立公園の保護区域に指定されている。
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