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◆ガラパゴストピックス◆
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- 2009,05,15 - |
◆遠征隊、ウォルフ火山から戻る
―101個体のピンクイグアナを発見し、印をつけ、血液サンプルを採取
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今年の1月、遺伝学者は科学的にイグアナの新種として扱うことを決めた |
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ガラパゴス国立公園とローマのTor Vergata大学の研究チームは、昨晩、新種のピンクイグアナの情報収集をするためのウォルフ火山遠征から戻った。
この遠征で、101個体の成熟したピンクイグアナ(新種)のを発見し、印をつけ、血液サンプルを採取した。そのうち、55個体がオス、46個体がメス。彼らは付加したばかりのイグアナを発見したが、捕獲は出来ず、また、巣も見つけられなかった。だが、確かに、イグアナは繁殖していた。
遠征隊はウォルフ火山で、この種の生息地を明確にし、また、この場所をリクイグアナ(Conolophus subcristatus)と共有していることを確認した。彼らは、ダーウィン火山でもなく、エクアドル火山でもなく、ウォルフ火山でピンクイグアナを発見した。
「101個体のピンクイグアナを発見は、私たちが以前考えていたほど生息数の危機的状況ではないことが分かり、遺伝子やデータ等の分析完了までの時間をもらえたと思っている。必要であれば、彼らを保護するために適した方法を決める。」と国立公園のプロジェクト責任者はいう。
補足として、彼らは、ピンクイグアナが餌を食べる場所を作れるよう、約30種類の植物サンプルを採取した。これらのサンプル収集から、分子研究を通して、このイグアナが確実に食べるのは何かを探し、決めていく。
ガラパゴス国立公園とTor Vergata大学は、この新種の歴史を知るために、採集データやサンプルの分析を進める。
ピンクイグアナは、1986年、ウォルフ島への遠征で初めて発見された。当初は、変色個体と考えられていたが、遺伝子分析の後、科学的に新種であることが明らかとなった。
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PR.C.P003.R002 - 15/05/2009 - No.049
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(C) ガラパゴス国立公園 プレスリリース/訳:ガラパゴス自然保護基金 |
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[05/15]
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