【ガラパゴスアメリカグンカンドリ】 ガラパゴス自然保護基金/Galapagos Conservation Fund Japan
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ガラパゴストピックス

                              - 2009,03,27 -



 ◆ガラパゴスの火災、ほぼ鎮火
  ―火災はほぼ鎮火しているが、いまだ消火活動は続いている

植物に水をかけて消火活動を行う国立公園レンジャーたち
植物に水をかけて消火活動を行う国立公園レンジャーたち


ガラパゴス国立公園は今日、先週の土曜日に発生したイサベラ島上部、セロ・ベルデ構内で起こった火災は、鎮火の方向に向かっているが、消火作業は引き続き行っていると発表した。

「他の地域に火災が広がらないようにするため、現場を隔離して、周辺に防火壁を作った。」と、国立公園局長で火災の緊急対策リーダーのEdgar Munoz Herediaさん。

昨日は20人という少ない人数で、現場周辺に飛び火した50か所もの火元を見つけて消化活動を行った。

国立公園は、消化活動用の水を入れたタンクやバックをレンジャーたちに装備させ、強風が吹く地域で火災が広がらないように努めた。さらに、消火した植物を取り除くためのつるはしも持たせ、水をまき消火活動を行った。

「ガラパゴスゾウガメの生息地でいちばん近い場所、El Infiernillo地域 やCazuela 地域はそれぞれ現場から10km・15km離れているため、ゾウガメが無事かどうかはまだ確認できていません。」とMunoz氏。

先週土曜日に起こったこの火災は、イサベラ島のプエルト・ビヤミルから50km離れたセロ・ベルデ構内でサント・トマス教区域まで広がり、農場90ヘクタールを焼失した。

調査隊の報告によると、被害にあった農場主は、仕事を終えた後に農場を燃やしたが、土地が乾燥していて気温が高く、風が強かったことが原因で火災を引き起こしたようだ。


火災現場では、国立公園レンジャー33人、環境省の森林火災の専門家2名、さらにエクアドル海軍のメンバー、警察、消防隊、農家の人やボランティアが消火活動にあたっている。
 
Parque Nacional Galapagos

PR.C.P003.R002 - 27/03/2009 - No.030

(C) ガラパゴス国立公園 プレスリリース/訳:ガラパゴス自然保護基金
 
[03/27] 


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