◆ 魚類館 ◆
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 今までに289種の魚がガラパゴスで報告され、全体の1/4が固有の亜種である。
 ガラパゴスにはサンゴ礁がないが、海はたくさんの魚を養っている。諸島を流れる冷たい海流や湧昇流、それに熱帯の暖流が入り交じって、大量のプランクトンを育て、海を豊かにしている。海水温は冷たい時で16℃、暖かい時は29℃にもなるが、これは年間を通して時期も場所も異なる。このような温度差は、ガラパゴスの海に温帯性と熱帯性の魚の混在を許している。



ガラパゴス固有種、ブラウン・ストライプ・スナッパー
(イサキの仲間)
Galapagos Brown-striped Snapper (英名)
Xenocys lessiae (学名)


フロレアナ島デヴィルス・クラウンで出会った
ゴールデン・アイ・グラント(イサキの仲間)

Golden-eye Grunt 、Mojarra Grunt (英名)
Haemulon scudderi (学名)

ホワイト・ティップ・シャークのようなリーフシャークは
どこにでもいる

■ 海産無脊椎動物 
 体に背骨を持たない動物を総称して、無脊椎動物と呼んでいる。アメーバなどの原生動物から、クラゲやサンゴ、ヒトデ、ナマコ、ウニ、貝など、全て含まれる。またガラパゴスでは造礁サンゴが棲息している。これらは20種類が発見され、その内の1/3がガラパゴス固有種である。


固有種のヒトデも多い


日本で見られるガンガゼに近いウニ

磯で暮らす無脊椎動物の固有率は比較的高い


サリーライトフット・クラブ(ガラパゴスベニイワイガ二)の交尾
Sally lightfoot crab (英名)
Grapsus grapsus (学名)

フカアナハマサンゴは成長が遅く硬い
Coral(hematypic) (英名)
Porites lobata (学名)


1m四方の大きな塊をつくる諸島固有の
ガラパゴスシコロサンゴ

Coral(hematypic) (英名)
Pavona gigantea
(学名)

島民が好んで食べるガラパゴスオオヒザラガイ
Giant Galapagos Chiton (英名)
Chiton goodalli (学名)

岩の窪みに隠れているベルベットフィンガー・オジアス
Velvet-fingered Ozius (英名)
Ozius verreauxi (学名)

イソギンチャクの仲間

岩にはりついているクロフジツボの仲間
Small Barnacle (英名)
Tetraclita sp. (学名)

サンゴなどの腔腸動物であるヤギ類

諸島のいたるところで見られるシラヒゲウニの仲間
White Sea Star (英名)
Tripneustes depressus (学名)

■ 海藻
 海辺には満潮時に海中に沈み、干潮時に海上に現れる潮間帯と呼ばれる場所がある。ガラパゴスの潮間帯は、たくさんの種類の生き物達で満ち溢れている。
 なかでも代表的なものは、何といっても海藻であり、ウミイグアナ、ウミガメ、魚、カニ、ウニなどの重要な食料になっている。そして、海藻は大きく3つのグループ、緑藻、紅藻、褐藻に分けられる。


緑藻であるアオサを食べているウミイグアナ
Sea Lettuce (英名)
Ulva spp. (学名)


紅藻は種類も豊富である

褐藻はほとんどが小型で大きくても10cmほど

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